「私立保育園なら園へ直接申し込むのかな」「区立とは費用も違うのかな」と、園名を見ながら手が止まることがあります。私立という言葉だけでは、申込み方まで分かりにくいものです。
練馬区の地域情報メディア『ネリマニア』でエリアを担当している、えりです。わたしは駅からの行きやすさと平日の送り迎えを思い浮かべながら、まず公式の施設区分を見るようにしています。
同じ私立でも、認可か認可外かで申込み先は変わります。区立との違い、申込み、保育時間、費用、見学で見たいところを順番に整理します。
私立保育園は区分から見ておきたい
私立保育園は、社会福祉法人や株式会社など民間の法人が運営する園の呼び方です。ただし、私立というだけで申込み先や制度が決まるわけではありません。最初に確認したいのは、認可保育園なのか認可外保育施設なのかという施設区分です。
練馬区の私立認可保育園は、区の保育園等利用申込みの対象です。一方、認証保育所などの認可外保育施設には、施設へ直接相談・申込みをするものがあります。
- 私立認可保育園
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練馬区へ利用を申し込み、必要に応じて区の利用調整を経て入園する施設です。
- 認可外保育施設
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認証保育所など、施設へ直接相談・申込みをするものがあり、認可保育園とは手続きが異なります。
「私立」と「認可外」を同じ意味で受け取ると、申込先を取り違えてしまいます。気になる園を見つけたら、園名と一緒に施設区分も確認しておくと、次に見るページが分かりやすくなります。
私立認可保育園の申込み先を確認する
私立認可保育園を希望する場合も、園へ直接願書を出すのではなく、練馬区の保育園等利用申込みから手続きをします。オンライン申請の対象条件に合う場合はオンライン、対象外の場合は案内された方法で区へ申し込みます。
利用希望月ごとに申込締切があるため、園を決めてから書類を集めるのではなく、希望月の締切と必要書類を先に確認します。就労証明書など、勤務先へ作成を頼む書類は時間がかかる場合があります。
令和9年度の利用申込みを考える場合は、練馬区が公開する年度版の「保育利用のご案内」と申請書類を基準にします。年度や希望月で受付期間が変わるため、その時点の最新案内を見る流れです。
希望園が私立認可保育園なのか、認可外保育施設なのかを確認します。
就労証明書など、用意に時間がかかる書類を先に確認します。
利用申込みとは別に、保育時間や延長保育、持ち物などを園へ確認します。
区立と私立より毎日通えるかで選ぶ
区立か私立かで先に希望順位を決めるよりも、内定したあとに毎日通えるかで考えるほうが、暮らしに合わせやすいと感じています。私立認可保育園も区の利用調整の対象で、園ごとに運営の内容は異なります。
たとえば、基本保育時間、延長保育の時間や対象年齢、行事、連絡方法、持ち物などです。区立と私立という二つの枠だけで分けず、候補園ごとの生活を想像することが大切になります。
| 見るところ | 園ごとに確認したい内容 |
|---|---|
| 運営 | 保育方針、連絡方法、行事など |
| 時間 | 基本保育時間、延長保育、土曜の利用時間 |
| 通園 | 送迎経路、自転車やベビーカーの扱い |
| 費用 | 延長保育料、用品や行事などの実費 |
内定したあとも毎日通い続けられるかを、希望順位の基準にしたいところです。駅からの距離だけでなく、自宅、園、駅や職場をどう移動するかまで考えます。
保育時間は登園から降園まで聞いておく
保育時間は、園が開いている時間だけを見ても、自分が利用できる時間までは分かりません。基本保育時間と、保育標準時間・保育短時間の認定、延長保育になる時間帯を分けて確認します。
私立認可保育園では園ごとに基本保育時間が設定され、延長保育の対象年齢や実施時間も異なります。勤務開始時刻とお迎え時刻の両方を当てはめると、候補園の違いが見えやすくなります。
えり送迎時間は、園までの移動も含めて考えています
延長保育が必要なら先に時間を見る
延長保育が毎日の勤務に必要な家庭では、通常保育より先に延長保育の時間と対象年齢を見ておきます。基本保育が長くても、必要な時刻に延長を使えなければ、送迎の予定は組みにくくなります。
私立認可保育園の延長保育は、通常の入園申込みとは手続きが分かれます。練馬区では、入園内定後に各保育園へ直接申し込むよう案内しています。
園によって対象年齢や実施時間が異なり、定員を設ける場合もあります。実際の申込みは内定後でも、利用条件は希望園を選ぶ前に確認すると、入園後の送迎を想像しやすくなります。
基本保育料と追加費用は分けて見る
練馬区では、認可保育所、地域型保育事業、認定こども園を利用する児童の基本保育料が無償化されています。私立認可保育園だから、基本保育料が別に設定されるという考え方ではありません。
基本保育料が無料になった今は、園選びで実費、持ち物、送迎時間の違いが以前より比べやすい部分になります。毎月の支払いだけでなく、入園時に必要な用品も含めて聞いておくと安心です。
ただし、延長保育料や、園帽・用品・行事などの実費は別にかかる場合があります。基本保育料が無料でも、園生活で必要な費用がすべてゼロになるわけではありません。
- 基本保育料の無償化の対象
- 延長保育料と支払い方
- 園帽や用品などの実費
- 行事や写真にかかる費用
見学時に費用を聞くなら、「基本保育料以外で、入園時や毎月必要になるものはありますか」と尋ねると、園側も答えやすいと思います。
行事と持ち物は家庭の負担も見ておく
園の行事や持ち物には、それぞれの保育方針や運営方法が表れます。行事が多いか少ないかだけでなく、家庭の予定や毎日の準備と合うかを見ていきます。
わたしなら、持ち帰る物、洗濯が必要な物、毎朝用意する物、保護者参加の行事などを具体的に確認します。平日に続く準備ほど、入園してからの生活に影響しやすいからです。
犬の散歩や家の用事まで重なる日は、帰宅後の準備が増えるだけでも慌ただしくなります。園だよりの見本や年間行事予定があれば、普段の登園から降園までの流れと一緒に見ておくと安心です。
園見学では送迎の動きまで確かめたい
園見学では、保育室の雰囲気だけでなく入口まわりも確認します。ベビーカーや自転車送迎の扱い、雨の日の受け渡し、道路から園内へ入るまでの流れは、地図だけでは分かりにくいところです。
送迎後に駅へ向かう場合は、園から駅までの道も見ておきます。朝だけ混む道や踏切がある場合など、実際に通う時間帯で移動のしやすさが変わることもあります。
見学方法や受付時期は園によって異なります。園へ行く前に公式情報を見て、聞きたいことを二つか三つメモしておくと、短い見学時間でも落ち着いて話を聞けます。
空き状況は更新日と申込み期限を見る
練馬区は、認可保育園等の空き状況を公式サイトで公表しています。公開後に退園、転園、内定辞退などで空きが生じる場合があるため、空きがない園でも利用を希望する場合は申込みをするよう案内されています。
空き状況を見るときは、人数だけでなく利用開始月と更新日を確認します。原則として毎月3日に更新されますが、1月・2月や4月の利用調整など、公開日が異なる時期もあります。
空きの数字だけで希望園を決めず、申込締切と通園のしやすさも一緒に見ると、候補を残す理由が分かりやすくなります。掲載内容は変わるため、申込み前には最新情報を見直します。
練馬区と園の公式情報を使い分ける
練馬区の公式情報では、施設区分、利用申込み、締切、空き状況、基本保育料など制度に関わる内容を確認します。希望園では、基本保育時間、延長保育、持ち物、見学、園独自の実費などを確認します。
「私立だから全部園へ聞く」と考えるのではなく、入園申込みや利用調整は区、園生活に関わる内容は希望園と分けると、問い合わせ先に迷いにくくなります。
制度は年度によって更新されます。2026年10月以降に2027年4月入園などを申し込む場合は、令和9年度版の案内を確認し、申込みに関する疑問は保育課入園相談係の最新案内を見てから問い合わせます。
私立園選びで今日できる小さな一歩
これから私立園を探すなら、今日、気になる園を一つ選び、練馬区の施設一覧で「私立認可保育園」なのか「認可外保育施設」なのかをメモに残してみてください。
私立認可保育園なら、受入年齢、延長保育の時間、対象年齢、通園経路を続けて見ます。わたしは区立か私立かより、内定したあとも朝夕の送迎を無理なく続けられるかを先に考えるようにしています。
候補が一つでも見えてきたら、園の公式情報で見学方法や実費を確認してみてくださいね。全部を一度に決めなくても、次に聞くことが見えるだけで、保活の画面を開く気持ちが少し軽くなったらうれしいです。












